一年を振り返って教育について感じたこと

一年を振り返るといろんなことがありました。私は主に塾講師として教育的な視野からの一年を振り返って、自分の感じたことをまとめてみました。

世の中の変化と教育の変化

現在のように、加速度的に技術が進歩し情報ソースが多様化している世界は、教育にも大きな影響を及ぼしています。

今まで、学習は生徒が先生の言うこと一生懸命聞いてそしてその内容をしっかり暗記している生徒が、テストでは良い成績をおさめ、より偏差値の高い高校・大学へと進学する、という流れができていました。今でもその傾向は続いています。

でも、世の中の変化を見ると、知識を得ることだけではなく、自らが学ぶ(Learn)時代へ変貌しています。日本はこの状況にどう対処したらいいのか、自分が仕事をする中でこの課題について考えてみました。

これは、国家としての日本が強くなってほしいという願いからも考える必要があるテーマだと考えました。

生徒の成長とともに過ごした1年

私が生徒を教える中で心がけてきたのは、教科書に書いてある内容よりももっと深い内容に注目してきたように思います。

つまり、どう勉強すれば、自分自身が自主的に勉強ができるのか、という点に重点を置いてきました。塾で勉強している時間よりも、自分一人で勉強をする時間のほうがはるかに長いわけですから、どうしたらその生徒自身が自分の頭で考え、成長していけるのかということに焦点をあてていました。

試験の結果を左右するのは、日々の行動、行動を左右するのは、習慣、習慣を左右するのは、思考であり、その思考を左右するのは感情なのです。一人ひとりの感じ方次第で、結果が変わってしまうここと重大さは、私自身が様々なことを学ぶ体験をしてきた中で、強く感じてきた部分です。

成績に差が生まれるのは、一人ひとりが、受け取った情報に対してどう感じて、どう反応するかで変わってくるのです。

大谷翔平選手の活躍から学べる教育の考え方

大谷翔平選手が大リーグで大活躍した要因について考えてみました。彼がどんな考え方をしているのかという秘密は、今や有名になったマンダラチャートにあったのです。
成功のためには、人間的な土台が必要であり日常の生活も関係している。だから、敬遠されてバッターボックスから一塁ベースに歩いていく途中で、ゴミが落ちていることに気付いた彼が、そのゴミを拾ってポケットに入れた映像が話題になりました。

私自身も、大谷選手が取り入れている”原田メソッド”という思考法を学び、生徒にも自分なりの解釈を入れながら伝えることもあります。

植物が大きく育つのは、栄養素を吸収しやすい根が張っているかどうかによって変わってくるように、人間の成長、そして成績の良し悪しを決めるのは、自分の心の感じ方が大きな要素を占めます。

土壌は周囲の環境、根の先端で栄養を吸収する部分は、自分の心の感じ方に当たる部分と考えると、わかりりやすいのではないかと考えます。 

自分の経験が生きる場所

最近生徒と接している中では、色んな体験をさせてもらっています。ある生徒は、何かこちらで話しかけても無反応だったり、ある生徒は塾を楽しみとして捉えている生徒もいる。そして、ある生徒は受験に真剣に向き合って、どうすればもっと成績が上がるのかを考え積極的に質問してくる生徒もいます。

時々、優秀な生徒から難しい応用問題に対して質問が来て、それに対して即座に答えなければならないときもあります。その際のちょっとした緊張感も、自分の学びを促進させてくれる良い刺激となっています。

生徒に向き合う中で、教育は自分の人生の経験が活かせる場所ではないかと考えました。それは自分の生きてきた背景、勉強でつまずいた経験、それを乗り越えた時の喜び、知らない世界のことを知ることによる新たな世界が広がる喜び、そんな経験を自分の体験から伝えていけるからです。

さらに私は、様々なことで壁にぶつかり、それを乗り越えてきた経験もあります。でも不思議なもので、それが今の仕事に生かされている!と実感できるようになったのも確かなのです。 

生徒がつまづいている箇所や、どんなことで悩んでいるのか、といった生徒の心の変化をタイミングよく捉えることができるようになったのです。生徒が大きくうなずき、私の言ったことを一生懸命メモをとっている姿を見た瞬間、「自分はいい仕事をしている」と心のなかで叫んでいます。

受験生を送り出すにあたって考えた事

これから本格的な受験シーズンに入ります。つい先日ある生徒から、講義の15分前になって、「先生、今日が最後の授業なんです・・・」と言って、塾を去っていきました。

お~マジですか??その時はかなり驚きました。でも、受験生自身は、自分の成績によって受ける高校や大学を決めていかなければならない、大きなプレッシャーの中で日々生活をしていることに目を向けていく必要性を感じました。

対面している生徒が、”今日はこれで最後!”という言葉を聞く度に、受験生とのやり取りは川に流れる水の泡のように、刹那的でもあるともいえます。それだけに生徒に向き合う一瞬一瞬が真剣勝負であり、すぐその場で解決策を示すことができるのが教える側に求められていると感じています。

受験を控えた生徒たちの心の不安は、私とは比較にならないほど大きなものでしょう。中にはかなり遠くから塾に来てくれる生徒もいます。私自身も受験生と心を一つにして、10代の大きなハードルを超えていかなければならないと肝に命じた1年間でした。 

まとめ:2022年をどんな年にするか

先日、散歩をしている途中で、自分自身の今までたどってきた職業人生を振り返ってみたときに、ふと頭に浮かんだことがあります。

それは「自分は人を応援することが好きなんだ」ということでした。自分が受験生の成長する姿を見て、合格の喜びを共有できる瞬間が一番自分にとって幸せを感じる時なんだと考えたのです。

そして、更に受験生に寄り添うには、どうすればいいのかを考えていた時、ふと閃きました。

「自分自身が受験生になってしまえばいい!・・・

でも若くないし、大学受験はできないし、、、

でも、自分なりに高校の授業を受けている感覚を味わうことができる、と考えました。それには、

”基本5科目をすべて勉強して時々関連する資格試験も受けるのが良い” というのが現実的な解決策が浮かんできたのです。

1年後の今頃には、自分自身が1年間本当によく頑張った、と胸を張って言える2022年を送りたいと思います。

最後に、3月までにはすべての受験生から嬉しい報告をもらえること、そしてまた4月から新たな生徒との出会いを心待ちにしながら、毎日を充実して過ごしたいと思っています。

一年を振り返って教育について感じたこと” に対して1件のコメントがあります。

  1. Great content! Keep up the good work!

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