原田メソッドの学び｜隆心塾全国大会

原田メソッド体験発表会

　私が学んできたものの一つに「原田メソッド」というものがあります。これは目標達成スキルの教えである自己啓発の方法ですが、その根底にあるものは、人格であり、心を大切する人間づくりです。この学びは私にとってその大切さを教えてくれるものでもあります。

　私は、2018年にこの原田メソッドを世の中に伝えることのできる、認定資格を取得しました。
その後も仲間と共に学びの会に所属し、心の大切さを忘れないように学びを継続しています。その会の名前は「隆心塾」といい、先日11月８日（日）にその全国大会がありました。それは「私の人生を変えた原田先生の言葉」という内容で、オンラインでの3人の方の体験発表会があり参加をしました。

　３名の体験発表の後、原田隆先生のお話がありました。そこで気づいたことをコメントします。なおプライバシーの関係上、名前はイニシャルで表示しています。

１人目：とても大きく成長された高校生Mさん（女性）｜「心のコップを上に上げる」

　ここで発表された M さんは、今高校生です。私と同じ時期に学びの仲間になりました。実は、2018年５月の面接試験の前日、隆心塾で一緒に発表練習をさせていただいたことを覚えています。当時は、人前で喋ることが苦手だった普通の10代。実は彼女は、家庭や周りの影響で精神的にダメージを受け、不登校で病んでいた時期があったそうです。

　そんな彼女は、母親が原田メソッドの資格を取得してから前向きに物事に取り組んでいる姿に影響を受け、ご自身も資格を取得しました。その後素晴らしい成長を遂げられて、多くの皆さんの前で自信を持って自分の想いを伝えていることに私はとても感動しました。
　
　体験に基づく内容の核心部分は、「物事には良い側面と悪い側面がある、その良い側面を見て周りの人も大事にし感謝しながら成長していける」というものでした。その精神が彼女の心の中にしっかり根付いっていったんだなと思います。原田メソッドではこの考え方を「心のコップを上に向ける」という言葉で表現しています。とても素晴らしい発表でした。

２人目：シンガーソングライターとしての一步を踏み出したMさん（女性）｜「人生は右肩上がり」

私が最初に彼女にお会いした時の印象は、世の多くのシンガソングライターのイメージとは違い、どこにでもいるごく普通のそして少し控えめな感じの女性でした。彼女の反応の良さ、前向きな態度は常に私の見本となるものでした。
　
　彼女の一番の強みは、継続力と前向きに物事を考えて即実行できる点です。一緒に学びを進める過程で、私からも本人の心の葛藤が手に取るようにわかりました。でも、今では既に80曲もの曲作りを成し遂げ、圧倒的な行動力で今はエネルギーに満ち溢れています。
　
　彼女の発表の中で特に印象に残った言葉があります。それは、このグループの中に「夢や目標を笑う人はいない」という言葉でした。恥ずかしさを克服し、路上ライブ・会場での本格的なライブ・CD 制作・ YouTube 投稿など、本来の自分らしさを発見し、右肩上がりで進化している彼女をこれからも応援していきたいと思います。

3人目：パン職人Kさん（男性）の紆余曲折ストーリー｜「ブスッとしないご機嫌に」

　私がKさんにお会いしたのは、約2年半前、隆心塾の場でした。初めてお会いする頃から職人さんく、愚直に物事に取り組む方だなっていう印象を持っていました。そして、常に人を大切にされる優しく思いやりがある方だと思っていした。発表ではご自身が歩んで来た黒歴史を正直に発表され、経験、気持ち、体験から得た学びの全てを語っていただきました。

　このストーリーは誰にもぶつかるであろう壁、悩みを乗り越えてきた人生そのものです。話を聞きながら、私自身も会社生活での苦しい時期や出来事にダブらせて、共感する部分が多くありました。　
　
　人生を支えてきた言葉、それは「ブスッとしないご機嫌に」です。今は充実してパン職人をされていて SNS へも数多くの投稿を継続されていて、本当に人生をご機嫌に生きている方だと思います。これからも明るい人生を歩んでいっていただきたいと心から思いました。