なぜ日本人は騙されるのか?

2年前の出来事

私は約2年前のことを忘れません。アメリカでこんなひどいことがまかり通るのか?政府機関、メディアすべてが結託して自分たちに不利な事実を握りつぶす。米国の左派メディアの情報をコピペしているだけの日本の報道。

米国の大統領選挙をめぐる過程で起こった一連のゴタゴタ劇。そして、2021年1月21日、現大統領が正式に決まった時の虚しさと絶望感。これから先の世界はとんでもない世界になる、と身震いがしたのを覚えています。そして2年間経過した今、私が恐れていたことが現実になっているのです。

多くの日本人が、世の中の真実を見つけるために情報を取ることをせず、流されてくる情報を見て、それが正しいと信じて行動しています。かつては私もそういう部類に近い人間だったのかもしれません。なぜなら、2016年の大統領選挙では、メディアの言う通りヒラリー・クリントンが勝つと思っていて、ドナルド・トランプの当選を予測できなかったからです。

メディアは洗脳装置

今、日本人の心を見透かされているように、次々と日本が不利な状況が作られつつあるのです。「平和な国」と言われる日本。表面上は平和だと思っていて、このままの日本という国家が続くと思っている多くの日本人。TVが洗脳装置だとは夢にも思わずに過ごしています。

政府、TV、医者の言うとおりに行動した結果、日本だけが流行病の継続、世界で一番の感染者数。海外諸国ではもう流行り病は終わっているのに、いつまでも枠◯を打ち続ける日本人。

こういうことを見逃さないのが、世界で金儲けをしている”グローバリスト”(国際金融資本)と言われる人たちなのです。「他の国で売れなくなった枠◯は日本ではまだ売れる」と思わせる行動を日本人が続けているからです。「枠◯を打てば打つほど病気になり、感染が広がる」という事実がデータで示されているにもかかわらず、同じ行動をしているのです。

コロナ予備費(14兆円)の9割(12兆6千億円)の使い道が不明。実効性の乏しい感染対策に77兆円も使っているのに、防衛費のうち1兆円に対して、増税を検討しているのが岸田政権なのです。

ルールを守る日本人、政府、先生の言うこと、TV新聞報道が正しいと信じてきた結果、私達の生活は良くなってきたでしょうか? 

世界情勢を見る目

このような仕掛けは、もう国際金融資本家が何年も前から仕組んでいることに気づいていないと行けないのです。

偏向報道は、ウクライナで起きている戦争を例にとって見ると非常にわかりやすいのです。そもそも戦争を仕掛けているのは、どこで、誰がこの戦争でお金儲けをしているのか、という視点で物事を見ない限り、多くの人が騙されるのです。

なぜ、プーチンを支持しているロシア国民の声は伝えず、ソ連崩壊以降のロシアの歴史を全く報道せず、100対0で、ロシア悪、ウクライナを善という洗脳をしています。

保守系言論人の中にも、一方的にロシアが100%悪であると語っている人がいることに驚きを隠せません。双方の国の現状を正しく伝えていないための弊害だといえるでしょう。

ウクライナは、ヨーロッパでも随一の腐敗国家であり、アメリカのネオコンという戦争によりグローバルで金儲けをする政治家が関与しているのです。

日本は「停戦交渉を働きかける」という平和国家としての役割を果たそうとせず、米英追随ありきでウクライナへの支援の継続とロシア制裁に前のめりになった結果、ロシアとの関係も悪化させてしまいました。

メディアでは報道されませんが、以下のことがウクライナの実態なのです。

・2015年11月〜2016年2月までの国連高等弁務官事務所での調査報告では、ドンバス地方で、民間人虐殺、拷問、虐待、略奪を起こしている。

・ヒューマンライツ・ウォッチ(2016年報告)では、2014年5月のオデッサの虐殺:多数のロシア人を建物の中に追い込み、放火、火炎瓶で焼き殺した事件)

・2014年の「ミンスク合意」を破り、1万4000人以上の親ロシア住民虐殺などなど、

今年、この延長線上で起こったのが、ロシアのウクライナ侵攻だったのです。

信じたくはないのですが、事件・事故は、お金儲けをしたいと企む一部の国際金融資本家が事前に描いたシナリオどおりであることが本当に多い。今回の戦争も、後の歴史教科書に「第3次世界大戦のきっかけになった」と書かれないことを祈るばかりです。

日本と海外諸国との違い

今の日本で起きている状況をより良いものにしていくために、そして後世に良い日本を残していくために、どう考えたらいいでしょうか?

その答えは「歴史にある」と思っています。

人は、自分の過去の記憶をたどり、これから先どのような行動すればよいかを決めます。会社組織、例えば製造業を生業とする企業では、過去に起こったクレーム事例を精査し、これからの製品開発、品質管理体制を万全にして、製品・サービスに反映します。

それと同じように国のあり方も、過去日本が経験した失敗事例、成功事例を考え、明るい未来に向けて国家の基盤を構築します。”国家の記憶の総体”である歴史から学ぶことが必要なのです。

 欧米各国、中国など他国では、過去からずっと戦争を繰り返してきました。 多くの人が戦争により命を落としてきた。戦争を繰り返してきた過去から学んできたので、敵をどうやって欺くかを真剣に研究し「戦争史観」から、情報を鵜呑みにしないという思考が身についています。

一方で日本人は地震大国であり、多くの人の命が自然災害によって失われたという経験が染み付いています。
自然災害は時が経つと忘れる。お互い人の言うことは信じ、自分の事より人のために尽くそうと考え、自分だけが莫大な富を築いて奴隷化しようなどと考えている人は今まではいなかったのです。

 全てが「災害史観」で周りを見るため「水に流す」という考え方が個々人に浸透しています。過去の失敗から原因分析をして、対策を練るという姿勢を持つことが得意ではありません。アメリカは、2度も原爆を日本に投下し、大量殺戮をしたにも関わらず、日本がアメリカに恨みを持たないように、戦後占領体制の中で大和魂を抜き取られ、”3S政策”によって政治に無関心な国民を量産してきました。

世界史で学んだように欧米列強は植民地支配を長年続けています。

日本はわずかな例外を除き、奴隷制度・植民地支配された経験がないので、学校で習った欧米列強が繰り広げた悲惨な歴史が、今現在も続いているとは思っていないでしょう。 

でもグローバル化が進み、人の命など関係なく世界中でお金儲けをしたい勢力が、世界中で目に見える形でグローバル統治が現れています。その具体的事例が、流行病→お注射であったり、ウクライナをめぐる戦い、気候変動問題、食糧・エネルギー危機問題、デジタル監視社会など様々な分野に展開されているのです。

世界を牛耳る国際金融資本家(グローバリスト)は、ダボス会議を始めとする国際会議で決められたアジェンダで、 世界中の国民を統一し、富を増やすための支配をしようとする試みを今後も仕掛けていくのです。

自国が植民地支配された経験があるアジア・アフリカ各国は、このことが分かってるので、欧米列強に同調する動きは取っていません。グローバリストの一番のターゲットにされているのが日本だと考えると、今の日本の衰退状況も自ずと理解できると思います。

まとめ:私達はどう考え行動すべきか?

では日本人としてどう考え、行動すれば良いでしょうか? まずは、学校では教わることがない日本の国家の成り立ちを知り、他国とどう違うのかを知ることです。自分たちがこんなに頑張って努力して行動してきた結果がうまくいかないのはなぜか、を多方面からしっかり考えることから始めることです。

真実を知ることは、時には痛みを伴います。でもこの現実を受け止めることから始めなければ、新しい出発ができないのです。

メディア情報を鵜呑みにして「同調圧力」によって、情報弱者でいることは、自分の生命、財産、健康や命まで守ることができなくなるのが現実世界で起きていることなのです。

「誰が正しいかではなく何が正しいか」を自分の頭で考え、世の中で起きている本当のことを知ろうと努力することが必須のスキルだと思います。

日本人は知恵を絞れば必ず今の状況を変えることができると信じています。なぜなら、過去何度も日本が危機を迎え、その度に危機を乗り越えてきた歴史があるからです。過去の偉大な先人たちの知恵を借り、彼らの偉大な功績を学んでそれを活かすことで初めて、未来への希望の光が灯るのです。

希望を失わず前を向いて、一人ひとりが自由で豊かで実りある日本のあり方を考える。大人世代が前を向いてこれからの世代のために全力を尽くしている姿を見せることこそが、これからを担う若者世代に引き継ぐ”タスキ”であると考えます。

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