物事を学んでいても身につかない要因とは!

1.大切だとわかっていてもできないこと

いろんなことを学んでいても、成功できない人は多くいます。私は、どうしたら学びが実践で生かされるのかをずっと考えて、その答えを捜し求めてきました。  誰でも下記のようなプロセスをたどって学びを自分の行動に変えて、身につけていく。学びの必要性に気づく→自分で決めた学びの実践→学びの機会を試してみる。上手く行かない場合に修正をしていく、この繰り返しです。

誰でもわかっているが、単なる学びだけでなぜその学びが身につかないのか、この疑問に対して答えを求め続けていましたが、私なりの答えにたどり着くことができました。

2.なぜ学んでも、課題が解決できないのか? 

この課題に対して考えられる理由は以下のとおりです。

  学んだ時に、教えられた方法よりも、やりやすい方法を選択する。
  学んだことを活かす機会がない。
  そもそもなぜ学びをしなければならないのか目的がわかっていない。
  学びのプロセスが、自分の過去の成功体験に結びついていて変えられない。
  周りがそうしているから、そのとおりの行動をするこが正しいことだと勘違いしてしまう。

3.具体例に当てはめると解決策が見える!

・車の運転が誰でもできるようになる理由

 必ず運転しなければならない理由があって学ぶ →  生活に困るという理由があると身につく

挨拶・礼儀ができない大人が多い理由

子供の頃、やり方を学ぶ → 大人になっても実践できない。
挨拶が重要だと感じない。挨拶以上に大事なことがあると考える。
そもそもなぜ挨拶が必要なのか、挨拶が人に与える影響を理解していない。
といったことがあげられます。

<解決策>   

挨拶の定義を深堀りしてみました。挨拶を分解して意味を考えてみると 

挨(あい)・・・開く  拶(さつ)・・・迫る

「心を開いて相手に迫る」これが挨拶であり、すべてのマナーの基本になるのです。人間関係で大切なことはお互いに心を開いていること、との学びを得ました。

挨拶は人の心を開くとわかった時点で、自分はそもそも人とうまくやっていきたいのか、そうでないのかを自分に問い正してみること、これが大事ですね。

<実践での気付き>

今は、散歩して自分からの挨拶を継続しています。 挨拶をするときとしない時ではどちらの方が気分が良いのか、相手の反応はどちらの方があるのかを考えた時、当然挨拶をした方が相手の反応があること、 気分が爽快であることを実感しました。でもなぜやらないのでしょうか。

それには恥の意識があること、そこまでの重要性を常日頃から認識していないことからくるものです。 もっと大人はこの重要性に気づき、自らを振り返ることが大切ですね。

・パソコンで効率的な作業方法を学ぼうとしない理由

今までやっていた方法で不便を感じない。必要だと感じていても困っていない。学ぶ必要性が無いと感じてしまう。学ぶ必要性を感じたら試験を受けてみる。 勉強仲間を作りみんなで試験を受けて、落ちたら恥ずかしいという気持ちを自分に植え付けることで、動機づけになる。

<実践行動の計画>

PCの試験を1ヶ月以内に受けることにしました。

4.新しい学びが定着するための条件

 以上の経験を踏まえ、私が考えるに際に下記のような条件が揃ったときには、新しい学びが定着すると考えます。

・自分自身が気づき感情が揺さぶられる体験をすること
・新しいことを学んでやってみたときの感動が半端ないこと 
・今の現状が嫌で、一刻も早く抜け出したいと切望している場合
・学びを取り入れて行動しなければ、マイナスの結果を生むとわかっている場合

 

5,まとめ

以上なぜわかっていても努力しても成果が出ないのか、行動に、結びつけるためにはどうすれば良いか、その方法を考えてみました。私は、新しい学びを効果あるものにするために最も大きな要因は、学びをしたいしないことによってどんなマイナスが起こるのか、そこに注目すると学びは成果につながりやいのではないかと考えます。
これを読んだみんさんの学びに役立つことを願っています。

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