新しい時代のつながり方とは?

目次

1.  新たな人との出会い:ネットワークの力
2. 人はつながりを求めている
3. 大人と若者のアイディア
4. この地域でこれから何をすべきか
5. まとめ:良かったこと
1.新たな人との出会い:ネットワークの力

コロナウイルスの影響で、しばらく街中にお酒を飲みに行く機会が減ってきました。
今までの出会いのパターンは、飲みに行って人と話をして関係性を作り、そして様々な話題で盛り上がった後、ビジネスの話にも発展するパターンが多かったでしょう。

でも、今の時代の最大の武器はネットワークの力です。最近は当たり前のように、
多くの人がZoomを使って、オンラインでの 打ち合わせをしたり、飲み会までできる便利な世の中になりました。

私の住む地域でも、指定された飲食店からテイクアウトをした弁当をPCの前に持ってきて、決められた時間に集まって乾杯という流れで飲み会がありました。

初めて合う人達も含めて、30人近く集まったところで、いきなり乾杯をしてほしいということで、私が指名されました。(びっくり!!)。
私が画面を見る限り、直接お会いしたことがない方が8割以上でした。


2.人はつながりを求めている

リアルの30人規模の飲み会では、1人の人の話を全員が聞くのは、最初の挨拶を締めの挨拶の時ぐらいです。乾杯をした後は、それぞれの席の隣の人達との会話に移行します。

でも、ZOOMでは、1人の人の話を全員が聞いています。当たり前のように感じることですが、リアルでは、1対1、ZOOMでは1対多。リアルとの違いを感じました。

では、リアルの小規模の飲み会のように、少人数でやったらどうなるか?

それを実際に、ZOOMでは試せるのです。

一定時間雑談をした後、ZOOMのブレイクアウトルームの機能を使い、5−6人の小グループに分かれて、居酒屋風ネット飲み会が再現しました。

そこで私が話をする際に気をつけていたのは、マインドが下がり気味になっている今のような時だからこそ、あえて前向きな言葉を発し、夢や目標を持つことの大切さを語りました。

様々な職業の方、考え方の違いを感じながらも、お互いの話を興味を持って聞くことができました。

3.大人と若者のアイディア

今回の飲み会の時に感じたのは、いろんな方が一瞬で繋がりを持てることの素晴らしさです。地元出身で都市部の大学に通っている人、東京に住んでいて、地元との繋がりを大事にされている方、地域の創生を真剣に考えている地元の高校生など様々です。

議題に取り上げられたのは、リニア新幹線が開通する2027年の未来の話です。 その未来に向けて私たち自身もレベルアップをしなければいけないこと、元気な街にしていきたいということで共通の認識を持ちました。

途中参加の高校生が、夢を語ってくれました。リニア駅を樹木に囲まれた駅にしたい。そして、リニア開通後の新しいスタイルは、高校生が、リニアに乗るのに放課後割引があったら良いなって話がありました。具体的には「高校の授業が終わった後に駅まで歩いて行って、東京にリニアで行って用事を済ませて、またその日の最終電車に間に合うように帰ってくるような時間の使い方ができたらいい」、、そんな素晴らしい未来も語ってくれました。

 

4.この地域でこれから何をすべきか

2027年はどんな未来が待っているでしょうか?

私は、大人たちが元気一杯で笑顔があふれる場所であって欲しい。
そしてその頃までには、現状に愚痴を言ったり、あの家はどうのこうの、誰々が何を言った、などといったことに時間を費やす大人が減ってほしい。そしてみんなが学び、人を応援し、経済が活性化して、地方から新しい産業・ビジネスが生まれて欲しい。

この状態を現実のものにするためには、夢を持った若者がそれを形にできるような仕組みが必要でしょう。 子供達は親を手本にして育ちます。だからこそ、未来を創り出すのは私達大人の責任でもあり、日々の言動には注意しなければならないと感じました。

もう一つ、大事な視点として、南信州という地域はもともと自然が豊かで、他から来た人を十分惹き付ける魅力のある地域です。私達住民からすれば何もないところ、と思っていても、他県の人からみると素晴らしい資源がある。
今、考え直さなければいけないのは、「何もないから何かを作り出さなければ」ということではない。今あるリソースをどう伝えるか?それにかかっている。

「いくら素晴らしいものを作っても、伝えなければないのと同じ」ーーーーこれは、アップリ創立者のスティーブ・ジョブズ氏の名言です。

南信州には、優れた商品・観光資源・豊かな自然がある。それを伝えるメッセージの力、これが私達が身につけていくべきことだと実感しています。

私も、伝えるスキル磨いていきます!!

5,まとめ:よかったこと

今まで知り合いではなかった人と、ネットで簡単につながりが持ててしまうオンライン飲み会のパワーに感動しました。そして様々な意見を聞くことができたことに感謝です。

アイデアの力、テクノロジーの力は、人を元気にさせ、一歩前に踏み出す勇気を与えてくれるものです。

メンバーが100人になるのを目標に飲み会をしよう、と今回、呼びかけて頂いた主催者の方、そしておいしい食材を提供いただいた飲食店の皆様には感謝しています。

また、次回の飲み会にも参加したい、と思わせていただきました。


コメントを残す