ICT教育と日本の未来

もくじ

  • IT化の進展と教育について|熱中小学校での学び
  • 上松恵理子先生のプロフィール
  • 講義の概要
  • ITの苦手意識をなくすための秘策とは?
  • 教育上の課題|自ら考えること
  • 私がIT関連で取り組む行動
  • まとめ

IT化の進展と教育について|熱中小学校での学び

IT化について日本は、海外に比べて遅れていると言われています。それが事実なのか、そして海外のIT事情はどうなのか、日頃から詳しく知りたいと思っていました。

幸いにも、先日(8月1日)今年度第2回熱中小学校にIT教育の専門家の講師をお迎えして、話をお聞きする機会に恵まれました。

最新の海外事情を確認することができ、日本人として考えるべき課題が明確になってきました。

上松恵理子先生のプロフィール

講師の上松先生は、ICT教育研究家で、武蔵野学院大学准教授をされていて、多方面でご活躍されています。

詳しくは、下記websiteから活動内容について確認できます。

上松恵理子研究室

*ICTとは、「Information and Communication Technology」の略で、通信技術を活用したコミュニケーション技術のことです。 最近は、ITに変わってこの用語も多く見られるようになりました。

講義の概要

講義の主要部分は、海外のICTの現状でした。私見を挟まず先生の言われたことを以下に箇条書きにまとめました。

世界の通信システム
過去30年間で約100,000倍、10年毎に進化している。5Gの誕生により新たな産業を創出する基盤。更に劇的に情報スピードが進化していく。コンピューターを使わない選択はない。プログラミング教育も必須となる。

オーストラリア
コロナで外出禁止となっても、そもそも学校が休校という概念がなく、学校にいけなくなっても、オンラインで普通に授業ができている。オンライン授業はすでに当たり前のことで、混乱はなし。
フィンランド
高校生は、全員PC必携。テストも100%オンラインで実施することで準備の手間を書けない。授業参観もオンラインで実施している。
デンマーク
2014年からBYOD(Bring Your Own Device)という自宅にあるデジタル機器を持って来る政府の方針があり。ITは使えて当たり前。日本のような成績評価のシステムはなく、学校の成績は自分で考え、自己評価するシステムができている。
スイス
8割が中卒。銀行が多く経済が豊かな国。一旦社会に出て、社会で何が必要かを理解した後で、自分が入りたい大学に行き仕事に関係することを学び、再び社会に出る仕組みができている。
アメリカ
国土が広大で基本的に人が一同に介してビジネスをすることは少ない。 IT が使える能力により年収が決まってくる。教育分野では、例えば、数学の公式など計算の暗記ではなく、なぜこの公式が生まれるのか考えさせる教育をしている。
イギリス
従来のIT教育の枠を超えて、”Computing”という科目が誕生。CS(コンピュータ・サイエンス)IT(インフォメーション・テクノロジー)DL(デジタルリテラシー)のバランスの取れたスキルを教えている。情報技術の背景、社会にどのように関わりがあるのか、システムはどのようにデザインされているのかを考える授業内容となっている。
ニュージーランド
国家財政の危機から、生産性向上のための施策を考え乗り越えた。今では、年金を払わなくても年金制度を確保できるほどに生産性向上を達成。社会基盤としてFinTech が機能している国。
モナコ
国全体がお金持ちで、中間層もクルーズ船を持っている。インターネットが使えて当たり前、現金は持たない。ネットが使えないと生活しづらい環境下に置かれている。
これからの時代に日本が生きる道
各自が最新の知識を学び、時代に合わせて自分をフィットさせるということが大事である。そして将来の子供達には、良いところを伸ばしてあげること。
さらにプログラミングを学ぶことで、人間が作っているシステムであることを再認識できるメリットが有る。現実の問題を解決する手段となるため学ぶ意義がある。

以上が講義の内容です。

ITの苦手意識をなくすための秘策とは?

講義が終わってから、内容についての感想を他の人と話をすることがあります。色んな人の意見を聞いていて思うのは、私は〇〇だから、、ITが苦手で、、、、という言葉が条件反射的に出てしまう人が一定数の割合で必ず存在する、という事実に気づきました。
では、この意識の根底にあるものは何かを探り、自分なりに苦手を払拭する方法を考えてみました。それは日本の教育システムにヒントが有りました。
苦手意識を持っている人達は「情報は直接会った人から教えられるもの」という思考から抜け出せないでいるのです。そのため、何か新しいものに出会う度に「こんなの習っていないから…….教えてもらっていない…….」という思考から脱皮できないでいるのです。

私が考える解決策・・・・それは、たった一つの習慣を変えるだけです。

その答えは・・・・・「検索をする」習慣を持つことです。

これは、ITに苦手意識を持っていた私が、苦労して乗り越えつつある課題でもあるからこそわかったことです。
パソコンの操作など何かをしていてつまずくのは当たり前です。 でも幸いなことに、現代はGoogle 検索を使えばつまづきの原因を調べて解決することができるのです。この便利な機能を使うだけで、苦手意識を払拭できるようになるのです。学ぶ意欲のある人にとっては、本当にいい時代だなって思います。

ただし、一つだけ注意点があります。「〇〇をやらない理由」という言葉を自分自身の心の検索窓に入れて探さないこと……。

教育上の課題|自ら考えること

デンマークなど海外では、学校で履修結果を点数化する仕組みはないということは、私も以前から聞いて知っていました。理想の状態を自分で思い描き言語化し、その理想にどの程度近づいたのか、自己採点をする仕組みで動いているのです。自分で考え努力して改善したプロセスを自己評価する仕組みになっているのです。
学校で言われたことだけを覚えて記憶することに重きを置いていた従来の日本の教育システムでは、この仕組みは急には変えられないかもしれません。でも世界では自己評価の仕組みが常識になりつつあるのです。

教育システムは短期では変えられないことは事実です。ただ、自分たちの日頃の習慣だけは今すぐ変えることができるでしょう。大事なことは「自分自身の心の状態に気づき、自分と向き合うこと」です。
例えば、自分の思考を文字化する、そのために日誌をつける、何か自分が取り組んでいることに対して、その振り返りを月単位、半年単位などでやってみて、どう変化したかを記録する、などといったことはできるのではないでしょうか?

私がIT関連で取り組む行動

今回、熱中小学校の講義を聞いて、IT化に関する部分で今年中に自分が取り組むことを決めました。

  • パソコンの資格取得。
  • webプログラミングスキルを学ぶ。
  • 動画についての学びをスタートし、編集技術の要点を理解する。
  • 海外情報の入手を日常の検索習慣として取り入れる。

まとめ

 熱中小学校で、2回連続でITに関する講義を聞きました。特にコロナ禍で、世の中の変化のスピードは加速度を増しています。自分たちが住む日本をより良くしていくためには、自分自身が変わらないといけない。そして変わるための鍵になるのは、将来を見据えたITリテラシー、金融リテラシーといった教育はもちろん、個人としての自覚、海外から学ぶ謙虚な気持ち、学んでいないと取り残されるという危機意識を持つことでしょう。”マインドは穏やかにでも自分自身ができる範囲内でやるべきことはしっかりやっていく”、こんなスタンスで毎日を過ごしていきたいと思います。最後に、今までの2回の講義を聞いてから、ダーウィンが遺した以下の名言を思い出し、しばらく脳裏から離れなくなりました。

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。

https://www.a-inquiry.com/ijin3506/

世の中の変化のスピードに合わせて、自分自身も変化するのが当たり前という思考に変容していきたいと感じた貴重な1日でした。

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