地球温暖化って何かおかしくない?

今話題の環境問題、私がおかしいと思ったこと!

今年の秋、複雑系物理学での画期的貢献をしたとされる真鍋淑郎先生ノーベル物理学賞の受賞のニュースが飛び込んできた瞬間、「これは政治的意図が絡んでいる」と直感しました。
環境問題はきな臭いことは気づいていましたが、調べていくと、やはりそうだったか?という結論になりました。
真鍋先生の論文は、1969年に出されたCO2と温暖化の事が書かれた論文です。
調べていくと、一部の物理学者の中には、批判の声が多く上がっていることもわかりました。

チェコの物理学者のルボシュ・モトル氏は、今回のノーベル賞受賞は「100%政治的意図のもとに授与された」と述べています。

今、日本の温暖化対策費は、年間5兆円(一日150億円)がかかっているのです。
でも、その効果はゼロ!! この温暖化物語は何だろう?という興味が湧いてきたのです! 

温暖化の議論はいつから始まったのか?

そもそも温暖化は、いつから始まったのか? 調べていくと1980年代後半からのことです。 
この時は、戦後、日本経済のピークの年であり、昭和の最後の年でした。社会主義が没落すると同時に、地球温暖化論がビジネスとして急浮上した時代でした。一般国民にいかに社会主義の理想を説いても、乗ってくる人がいない時に、「このままでは地球が滅んでしまう」「二酸化炭素の排出量を全体的に規制しなければ駄目だ」と言えば、それもやむなしと考える大衆心理につけ込むことで、CO2削減物語が始まったのです。

自由経済を圧殺して、社会主義経済を導入する手段として、地球温暖化論が利用されるようになったのです。温暖化ガスの排出を規制しようと思えば、経済成長そのものも頭打ちになる。CO2規制論に真面目に取り組むことで経済成長力を失ってしまう。つまり、国民は貧しくなるのです。
不況には様々な要因はあるでしょうが、1980年代末は、世間的にも話題の失われた30年、平成デフレの始まりの時期と見事に一致していると感じるのは、私だけでしょうか?

一方で、チャイナがこのチャンスを利用して、国内では少しもCO2規制などはやらず、新興国としてパリ協定などでは取り決められたCO2規制とは関係なく、社会主義者として自由経済を破壊する目的を着々と実行していったのです。そもそも地球は温暖化などしていない。大気中のCO2は、上昇し続けているが、それに伴う温暖化は最近起きていないのです。大手マスコミの洗脳効果は凄まじく、国民の多くが地球温暖化論を当然のことと受け入れているのが現状です。   

温暖化していない事実を直視せよ!  


メディアのプロパガンダの実態には、すざましいものがあります。NHKの嘘に気づけずに、受け取った情報を真実だと思って、その記憶がこびりついているのです。

以下、実際の報道と事実を比べてみました。

●1970−1980年頃、石油は後40年しかもたない、とNHKは言っていた。でも枯渇しない。    

●ダイオキシンは危険と大騒ぎをしていたが、事実ではない。

●太平洋の島が水没する、これも間違いで、嘘を言いふらしたのでだんまりを決め込んでいる。

●しろくまが減っていると言いふらしていたが、実際は減ってないどころか増えている!

●温暖化による海面上昇で沈没してなくなると言われてきたサンゴ礁の島々は、むしろ拡大してきている。    
    
●CO2濃度は、江戸時代に比べると1.5倍になった。その間に、地球の気温は0.8℃上がった。過去30年では、0.2℃と僅かで、感じることもできない。

●大規模な気候変動が起こっているという嘘を垂れ流している。でも気候変動は起こっていない。         
●北極の氷が崩れる映像を見せて騙す→氷河の端が崩れるのは自然現象であり、氷が増えたから氷の端が崩れる。
 
「気候危機」や「気候非常事態」と煽ることもあるが、それはどこにも存在しない。異常気象は「気のせい」なのであって、メディアに煽られて騙されているのです。
いくら頑張って金を使って、活動しても絶対にCO2は減らない。温暖化の話をしてから30年経過して、二酸化炭素削減行動をして、現実にCO2が減ったという事例はゼロ!!という事実を受け止めなければならないのです。

SDGsで日本は良くならない

近年、SDGsという言葉をよく耳にしています。これに強制的に従わなければならない圧力を感じます。

SDGsの前身は、2000年に国連ミレニアム・サミットで採択されたMDGs。MDGsが未達で終わったために、今度はSDGsで目標を設定しました。 SDGsの対象範囲は、MDGsの倍以上の目標数になり、対象範囲も広がってきました。この下に、169のターゲットが置かれていて、目標というよりも何かの実行マニュアルのようなものです。
  
これ以外の目標というものは当然認められず容認されていないため、国連で採択された国際的な約束事になってしまっている以上、これから大きく逸脱することが難しくなっています。

SDGsは、多くの日本人が抱いているようなきれいなものではなく、歴史的経緯の中で、あからさまに利益を誘導しようとする人たちに上手に使われているものである、という実態を知ることが大事なのです。SDGsはまた未達に終わり、新たな世界目標が設定されるでしょう。

MDSs(未達)→SDGs(未達に終わると予測) 
京都議定書(未達)→パリ協定(未達)→COP26(満足な結論に至らず)

サステナビリティー(持続可能な社会)などというきれいな言葉に、誘導されて活動している人たちは、自己満足の世界に浸っていて、結局操られているのです。

そもそも、日本は海洋国家であり、仮に将来温暖化しても困らない。巨大環境利権のために自分たちは利用されているだけという現実に目覚めなければ、無駄なお金が拠出されるだけなのです。
 

脱炭素して、経済良くなった?

今年、3月11日、自動車工業会の席上で、トヨタ自動車の社長が、「脱炭素化によって、最大で100万人の雇用と、15兆円の貿易黒字が失われる。今日本がやるべきことは、技術の選択肢を増やすことであり、最初からガソリン車やディーゼル車を禁止するような政策は日本の強みを失うことになりかねない。」と述べました。この言葉を重く受け止めるべきです。
政府は日本を支える製造業を軽視してきて、地球環境政策を国策にしてきたために、基幹産業を自らの手で壊そうとしているのが現状です。
日本のCO2排出量は、世界のわずか3%。一方中国のCO2排出量は世界の30%を占めており政治利用をするものの、自国の温暖化対策にはまったく消極的です。

小泉前環境大臣が言った”おぼろげながらに浮かんできた46%”という温室効果ガスの削減目標に向かって突き進んでいってしまう。日経新聞は、脱炭素をしている企業を礼賛する構図で進めていて、リスクは考えることはないため、「環境社会主義」に日本は向かってしまいます。

国際政治の世界は情報戦であり、世界の自由主義者は完全に劣勢に立たされているのです。自らが良いと思って行動しているECO活動が自由社会を破壊する行為だと気づいていないのです。

まとめ:騙されないために何をすべきか?

環境問題、ECO活動、SDGsといった一連の活動は、自己満足を伴うので、ハマりやすいことは事実です。でも今まで見てきたように人は簡単に騙されてしまうのです。
自らが騙されないようにするにはどうすればいいでしょうか? 私なりに考えてみました。

1)環境問題に取り組むことのネガティブ要因を知ること。
一例では、太陽光発電パネル設置が、どんな影響を及ぼすかネガティブ要因を考えるべきです。太陽光発電用の結晶シリコンの80%は中国製で、そのうち半分以上が新疆ウイグル自治区における生産なのです。つまり、太陽光パネルを見るたびに、強制労働やジェノサイドを思い出さなければならないのです。
    
2)歴史を知ること 
 「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉があります。
世界は謀略の歴史であり、地球温暖化も欧米と中国の日本の自動車産業潰しのゲームが行われている渦中にあることを理解することです。
  
3)真実を知るためにデータ・事実を調べること
 これは、データを読み取る能力、事実関係を読み取る能力、気付きの力は常日頃から考える力をつけることで養われます。
 
4)自分なりの判断基準を持つこと
 「廻りがそうするから」の思考から脱皮する。     
 NHKを始めとするメディアの言っていることは何かおかしい、という視点で物事を見ること。
    
大事なのは日本という国家としてエネルギー政策を真っ正面から捉え、世界に合わせるのではなく日本の国土を考えた、独自の戦略で考えるべきだと思います。政府には、地球温暖化対策のために、1日あたり150億円もの税金を使うのではなく、国土強靭化建設、自然災害対策費などの現実的なことに使って日本人の命を守って欲しいものです。

何か新しいことが起こるとそれに”不退転の決意”で臨むのは聞こえはいいけれども、環境活動をやっているという満足感だけに終わっていないのかどうか、という視点にもう一度立ち返ってみることが大事なのだと思っています。  

最後に含蓄に満ちた以下の言葉を噛み締めたいと思います。 
地獄への道は、善意で舗装されている。」(資本論より) 

参考文献:

「脱炭素は嘘だらけ」  杉山大志著 産経新聞出版 

「SDGsの不都合な真実」著=川口マーン惠美・掛谷英紀・有馬純氏他 宝島社 

今、心配されている環境問題は実は心配いらないという本当の話 武田邦彦氏 山と渓谷社

雑誌「ルネッサンスNo.9」ECOに翻弄される世界 ダイレクト出版

その他、東大名誉教授 渡辺正氏の記事。

    

 

  

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