人生初のダイエット
ある日の出来事
ある4月の日曜日の夕方、私は自宅のベランダでくつろぎながら椅子に座って外を眺めていました。
自宅の近くは、それなりに自然があり素晴らしい環境です。 これで、お金持ちだったらいいのにという空想をしていました。でも、座っているだけではお金は貯まらず!
その代わり溜まったのはお腹周りの脂肪!! 運動不足で甘いものが好きな自分にとっては、ズボンのフックを留めるのに苦労しているのが気になっていました。
そして、体重計に乗ってみたら、何と自分の人生史上最高体重を記録していたことに気づきました! 今まで運動、健康管理という観点では、人並み以上に努力してきたのに、不名誉な結果に愕然としました!
早速動き出す!
やばい!!私にとって、人生MAX体重という不名誉な記録を見た瞬間、自分への緊急事態宣言を発動しました。 私は近くにあるジムの会員になっていたのですが、なんとなくトレーニングに気が乗らなかったのです。なぜなら、例の流行病の感染者が増えるたびに、世の中全体がマスク、マスクと騒ぎ立て、ジムで運動しているときにも、マスクをするように指導されているのです。感染が始まった2年前と比較して、日本だけ間違った対策を継続している今年のほうが、私にとって心理的にはきついのです。
でも、そうも言っていられない。私の体をなんとかしなければならないと思っていた矢先、朗報が飛び込んできました。何とジムの掲示板を見ると、一定期間内にダイエットで好成績を残した人が表彰され、サプリがもらえるというイベントがあったのです。そこで、早速ジムの受付に行って申し込みをしました。
参加料に驚き!
「善は急げ」はいいのですが、ダイエットプログラムに参加するのは資格が必要だと分かったのです。それは、ダイエットのサプリを買うことが必須条件だとのこと。 たまたまカードを持っていた私は受付に行って「参加したいのでサプリ一式買って参加します!」と言いました。
値段も確認せず、カードを決済してもらった結果、何とサプリ一箱で1万円以上することを知り仰天!! サプリを定価で買うとこんなに高いのか!!
翌日から毎日ジム通い。ジムのコーチから指定されたとおり、有酸素運動、筋トレを組み合わせて、「痩せる」という一つの目的のためにひたすら運動を継続しました。
中間計測の結果さらなる対策!
約4週間経過後計測してみましたが、結局体重が思ったより減っていない事に気づきました。
私は、とにかく運動をすればダイエットは成功する、と思っていましたが、食事に感して無頓着だった私は、その対策を怠っていたのです。そこで、私は夕飯のご飯を抜き、習慣として食べていたアイスクリームを買うのをやめました。そして、チョコレートも控える、という糖質制限ダイエットも取り入れることにしたのです。
そうしたら、体調も徐々に良くなりました。残り一週間となった最後の追い込み期間には、一日2回ジム通いした日もありました。そこには楽しんでいる自分もいました。
最終計測結果を見て感じたこと
ダイエットの過程で、ジムのスタッフの方に優勝宣言までして、「絶対サプリをゲットする」と大ボラを吹いていました。
そしてついにやってきた最終計測の日。この日は人前でプレゼンテーションをするよりも緊張していました。
計測結果:1ヶ月半で体重は3.8kg減少!!でもその減少した内訳を見ると、 何と筋肉量が2.2kgもダウンしていたのです。
残念ながら、優勝できず。。でも参加者の記録を見ると2番めに成績は良かったようです。 ダイエットの挑戦が完了した時点で気持ちは、嬉しさ半分、優勝を逃した悔しさと筋肉量が減ってしまった残念な気持ちが半分、といったところでした。
まとめ:挑戦することは、全てにプラス
今このブログを書いているのは、最終計測から約3ヶ月経過した8月下旬。久しぶりに体重計に乗ってみました。その結果、リバウンドなしで体重減の状態を維持していたのです。
夕食の量も以前の半分、糖分も減らし体調も絶好調。 ダイエットが完全に成功していること、そして食事習慣も改善されていることを確認しました。
日曜日の夕方、椅子に座りながら、4月当時眺めていたのと同じ外の景色を眺めていました。そして椅子から立ち上がっても、ウエストに苦しさを感じないどころか、スッキリとしたお腹を確認し、手で”ポン”と叩いて、次の挑戦を誓いました。
よし、次は筋肉をつけて、別の運動で結果を出すぞ!と誓いました。
何かをする前には少し不安を感じるものです。でも「やらなかった後悔をするよりも行動した結果を正確に評価し、自分自身の成長につなげるほうが遥かに有意義な人生が送れる」と、今の自分自身に語りかけています。