合わない人と付き合う方法とは?

多くの皆さんもそうだと思います、世の中には、どうしても自分と合わない人がいます。そしてそのような合わない人と付き合っていると、 自分自身が精神的にとても大きなダメージを受け、その人と一緒にいるだけで嫌な空気感に包まれます。職場やいろんな集団の中で、どうしても合わない人と関わりは持たなければいけない場合、どうしたらよいか答えをまとめました。

 もくじ

  1. なぜ合わない人に苦しめられていたのか?
  2. 研修の時に得たヒント
  3. 私の場合、解決策をまとめました
  4. まとめ:みんなが違うと認める

1. なぜ合わない人に苦しめられてしまったのか

誰とでもそつなく話ができてしまう人がいる一方で、人間関係で苦しんでしまう人がいる人を見て、私自身、不思議に思っていました。 
私自身は、苦手だな、嫌な人だなと思う人と同じ職場・集団で働かなければいけない場合、嫌な思いを引きずってしまう傾向がありました。

この原因は、”なぜ合わない人に苦しめられてしまうのか、その人に対する対応をどう変えれば良いか”ということについて、今まで深く考えたこともなく、十分理解していなかったからだと気づきました。

2. 研修の時に得たヒント

最近参加した研修の中に、 私の悩みを解決できるヒントがありました。
研修の中では、ある 命題が与えられました。
それは、自分の苦手なタイプの人間とうまく付き合っていくにはどうすればいいか、というものでした。

それにはまず自分が苦手なタイプ とはどんな人なのか、その事について書き出します。
その書き出した項目についてなぜその人が苦手なのか、それを書き出すワークをしてみました。その項目を書き出した後、ペアになってお互いに自分の苦手なことそしてなぜ苦手なのかをシェアして、私だったらどう解決するかということを相手の人に伝えることでお互いに学びを得る、というワークでした。

3. 私の場合、解決法まとめました

苦手なタイプなぜその人が嫌いなか?対処法は何か?
自分が偉そうな態度で、我を通してくる図々しい人。自分が圧力を受けて、圧倒される感覚に耐えられず、自分を表現できない雰囲気になる。とにかく距離をおいて、あ、そうですか、といって受け流す。自分がこのような傾向に陥らないかを常に行動をする際に意識する。
私が意見を言うとその場で水を指すように否定をしてきて、前向きな発言をしないタイプ。前向きな解決策を議論をしようとしているのに先に進めない。あなたの解決策はどう?何を根拠に言っているのですか?と切り返す。
口先だけで、やることはやらない人その人を信頼できなくなって、今後何を言っても信頼できない人と判断してしまう。自分自身は有言実行し、それを一貫して他人にも示していくことで、口先だけにならないと思わせる。
時間を大切にしない人自分の貴重な時間が失われる。自分は時間を守ることができることを自他共に示し、私と付き合うには時間を厳守しないと、ビジネスにならない、という気持ちにさせる。
あまりにも細かいチェックをしてきてくる人
目的に沿ってないところにエネルギーを使っても仕方がないと考えてしまう。
自分自身も2度と同じような箇所でつつかれないだけの技量を磨く。そのことで相手が自分の成長を認めてくれるようになる。
苦手なタイプ一覧と解決策

今思いつく限り、上記のとおりです。ただ、他人は変えることができないのは事実であって、基本的な態度としては、深入りしないことでネガティブな影響を受けないことではないでしょうか。

人間は、他人を変えることで自分と同じ考えを持って欲しいというわがままな欲求があります。他人の性格は変えられない、という事実はわかっていても、自動的に人を変えようとして、トラブルを起こします。

単純に、あの人は私に合わない、この人は困る、と言って思考停止になってしまうのが、トラブルを起こす人の一般的な反応です。これは、車を運転していて自動的に赤信号でストップするのと同じくらい、意識の奥底に根付いていて離れない根強い習慣です。
そのため、どうしたら自分が嫌な気分をせず相手も嫌な気分をしないか、その最適解を求める努力を怠っていてはいけないのです。

今回のワークを通して、相対する相手にどのようなアプローチをとったら良いかを考えて実行する、このことをいつも意識していなければならない、と感じました。

4. まとめ:みんなが違うと認める

最近、たまたまある集合研修で、エコグラム自己診断テストを受ける機会がありました。50の設問に答え、自分の性格を判断するワークです。グループの中でお互いに情報交換をした時に、それぞれの設問に対して誰一人として同一の回答をする人はいませんでした。これは、当たり前ですよね。

性格的に似通った傾向の人でも、人とは違うDNAを持って生まれ、異なる環境の中で育った人が、社会に出て様々な人と出会うのです。人は違って当然なのです。普段生活をしていると、この事実を忘れてしまいがちです。
人間関係を上手く進めるコツは人それぞれが違うことを認めることですが、これは口で言うほど簡単なことではありません。 

ただ、人に会って話をする際に「自分は感情的に反応するだけの自分になっていないだろうか?」という疑問符を常に自分に投げかける習慣を作っておきたいですね。


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