アメリカ大統領選挙と4年間の変化~未来への希望の兆し

はじめに

2021年、アメリカ大統領選挙が終わり、1月6日の議会襲撃事件や1月20日の大統領就任式を目の当たりにし、私は「アメリカの未来はどうなるのか」という不安に苛まれました。この先の4年間が恐ろしい時代になるのではないか、そんな予感が頭をよぎったのです。

それから4年が経過し、世界は再び転換点を迎えています。トランプ政権が再び誕生しようとしている今、私自身の価値観も劇的に変化しました。この期間に経験した感情や考え方の変化を、以下の3つの視点—コロナパンデミック、ロシア・ウクライナ戦争、そしてメディアの腐敗—に基づいて振り返ります。

コロナパンデミックから始まる混乱

2020年、大統領選の直前、世界は新型コロナウイルスという未曽有の脅威に直面しました。「未知の恐ろしい病気」としての認識が広まり、ワクチンが唯一の解決策であるかのような風潮が生まれました。

日本でも、感染者数の発表が毎日のように行われましたが、その取り上げ方には違和感を覚えました。当時、欧米と比較して日本の感染者数ははるかに少なかったにもかかわらず、不安を煽るような報道が続きました。2021年に始まったワクチン接種に関しても、私は「予防接種は不要」と判断しましたが、多くの人々がメディアや専門家の声に従い接種を選びました。この状況に対し、私は社会全体が一方向に誘導されていくような違和感と嫌悪感を覚えました。

特に驚いたのは、日本が既に優れた治療薬を持ちながらも、ワクチン推進を優先していた点です。「なぜ他の選択肢が議論されないのか」という疑問は、私の心に大きな葛藤を生みました。その後、真実の情報を求めて情報を集め、書籍を読み、ネットを活用して学び続けました。

ロシア・ウクライナ戦争の影響

2022年2月に勃発したロシア・ウクライナ戦争。この紛争は単なる二国間の争いではなく、国際的な利害関係が絡む複雑な問題です。私は、2014年のマイダン革命や2015年のミンスク合意といった歴史的背景を知っていたため、この戦争の背後にアメリカ主導の影響があると感じていました。

戦争後、メディアや政治家たちはロシアを一方的に非難し、「ウクライナが勝たなければならない」という風潮を作り出しました。日本もまた欧米に追随しウクライナを支援しましたが、私はこれは戦争を長引かせるだけだと感じました。本来平和を望む日本が停戦を促すのではなく、戦争を継続させる方向に進んだことを非常に残念に思います。

さらに、この戦争を通じて、私は「グローバリスト」と呼ばれる国際金融資本や軍産複合体の存在を認識しました。彼らは国家を破壊し、人々を巧みに誘導している現実に気づいたのです。

メディアの情報統制とその影響

これらの事例を通じて、私はメディアの腐敗が顕著であることを痛感しました。メディアが国民に事実を伝える機能をほぼ失い、不都合な情報を隠蔽している現状に衝撃を受けました。

特に衝撃的だったのは、安倍元首相が2022年に暗殺された際、日本の主要全国紙が一斉に同じ見出し:「安倍元首相撃たれ死亡」を掲げたことです。この情報統制は、戦後のGHQによる統制が今なお続いている影響なのではないかと感じさせました。国民が「知る権利」を侵害されているこの状況は、民主主義が危機的な状態にあることを示しています。

私たちは何をすべきか

この4年間を通じて痛感したのは、多くの日本人が「みんながそうしているから」という基準で行動し、自分の頭で考えることを放棄している現実です。戦後GHQに支配された頃からの洗脳教育や、日本人の共同体意識がこれを助長しているとも感じます。

私が学んだのは、自分が動かなければ何も変わらないということです。2024年、私は尊敬する言論人の方の話を聞き、地方議員と直接対話し、デモに参加し、国際情勢に興味を持っている地元の人との繋がりも作りました。その中で、多くの日本人が問題に気づいていない現実にも直面しました。それでも、正しい情報を得て学び、備えることの重要性を改めて感じています。

未来への希望

トランプ政権の再登場によって、世界は明るい方向へ進む可能性を秘めています。ただし、それは私たち一人ひとりが「おかしいことには声を上げる」という意志を持たなければ実現しません。

2025年を迎えた今、私たちには未来を切り開く責任があります。この新しい年を希望の出発点とし、50年後、100年後の日本人が「2024年あたりから、危機を感じた先祖の人たちの行動が日本を立て直した」と感謝できるような未来を作っていけたらいいと思っています。

一人ひとりの小さな行動が積み重なり、より良い日本、そして世界を築く礎となると信じています。

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