日本の未来を守るために—財務省解体デモに参加して

危機感から行動へ—デモ参加の決断
4月29日・昭和の日、「財務省の解体」を訴える国民運動が開催され、私はこのイベントに参加しました。
日本の未来に対する強い危機感から、私は数多くの本を読み、有料講座などを通じて学びを深める中で、「このままでは日本という国家が存続の危機にある」と確信するようになったのです。欧米勢力の介入、そして一部の日本人が利権に取り込まれ、金の力に屈してしまう現状を目の当たりにし、このまま黙ってはいられないと思いました。

霞が関に根付く「見えない侵略」
霞が関を中心とした国家中枢には、「日本の財政は世界のために使われるべきだ」「国境を越えて世界は一つに」というグローバリズム的思想が浸透しています。これは、官僚、海外で教育を受けた政治家、帰化人政治家、そしてメディアによって広く拡散され、国民の認識までもが操作されているように感じます。
私はこの状況を「見えない戦争」だと捉えました。急速に崩れていく日本を前に、もはや他人任せではいけない。だからこそ、私はこのデモに参加する決意を固めたのです。
共に立ち上がる仲間たち
デモへの参加を東京近郊の知人にも呼びかけましたが、残念ながら反応は薄く、参加者は限られていました。しかし当日、昨年のお注射反対デモで出会った方と再会し、一緒に行動できたことは大きな喜びでした。また、現地では新たな仲間とも出会い、連帯の輪が広がっていく実感がありました。
霞ヶ関から銀座方面へ進むデモ行進中、沿道から見守る人々の視線や、参加者の「選挙に行こう!」という呼びかけはまるで、日本代表としてオリンピックに出場しているかのような高揚感すら覚えました。
ある言論人の方が「今回のデモは非常に規律正しく行われた」と評価していたのを耳にし、参加者の誠実さと覚悟が伝わっていたことに深く感動しました。


デモの現場で胸に迫った瞬間
一連デモの隊列に加わってしっかり歩いた後、厚労省前と財務省前で「抗議街宣演説会」がありました。様々な有識者の方々の熱のこもった演説を、仲間と共に聴き入っていました。
長時間の立ちっぱなしに足の疲れを感じ始めたころ、どこからともなく幼い声が響いてきたのです。
「ざいむしょうかいたい、ざいむしょうかいたい……」
わずか3~4歳の小さな子どもが、両親に手を引かれながら懸命に声を上げていました。その姿に「かわいいな」と思うと同時に、胸の奥からこみ上げる複雑な感情――「こんな小さな子どもが心配しなければならない社会にしてしまってごめんね」という思いが湧いてきました。
この子が大人になる頃、日本はどんな姿になっているんだろうか――。子どもたちを守るのは、今に生きる大人たちの責任です。今こそ、私たち大人が責任を持って日本を守るべき時だと、強く思いました。


私たちは歴史の証人だ
「日本とは何か」「どんな未来を描くのか」――こうした大きな時代の流れの中で、自分がどんな立ち位置にいるのかを意識することは極めて重要です。
日本の歴史や精神文化を学ぶほど、日本人の気高さや深い人間性、伝統的価値観の素晴らしさを再確認できます。私は、後世の歴史教科書にこう記されることを心から願っています。
「令和7年4月29日、昭和の日に多くの国民が立ち上がった。その行動が日本再生のきっかけとなった――」
その歴史的瞬間に立ち会い、自分の目で確かめられたことは、人生において極めて貴重な体験でした。
目覚めゆく日本人の意識
抗議街宣演説会の後、四谷区民ホールで開かれた国民大集会にも参加しました。国を憂う言論人たちの真剣な訴えが、胸に深く突き刺さりました。
会場を後にしようとしたとき、思いがけず大学時代のクラブ仲間の一人と再会。政治や社会活動とは無縁と思っていた友人が、同じ場にいたことに驚き、同時に喜びを感じました。気づき、立ち上がる人々は、確実に増えているのです。
※国民大集会の様子は、以下のリンクから視聴できます。
(リンク先)https://www.youtube.com/watch?v=P20iY40dQ4Q&t=1434s
メディアはなぜ伝えないのか
一方で、今回も大手メディアはデモの様子を一切報道しませんでした。これほどの市民の声が無視されている現実こそ、最大の問題ではないでしょうか。
希望を胸に――日本再生への誓い
デモに参加した当日の夜、達成感と充実感を抱きながらホテルへ戻り、ぐっすりと眠りにつきました。今年一番の深い眠りだったかもしれません。
翌朝、テレビをつけて驚きました。ワイドショーでは、“どこから連れてきたのかわからない専門家”が、トランプ大統領を酷評し、バイデン氏を礼賛するような内容を堂々と流していたのです。
私は思います――メディアは「真実を報じず、良いことを悪く言う天才」なのだと。
昨年のお注射反対デモから始まり、今年はついに官僚機構への批判が本格化しました。私たちは確実に、一歩ずつ前進しています。
先頭に立って声を上げて頂いた主催者の方々や言論人の皆さま、そして行動を共にした仲間たちに、心から感謝します。
私はいつか、日本が本当に経済的にも精神的にも豊かで誇れる国として再び立ち上がる姿をこの目で見たいと願っています。それには時間がかかるかもしれませんが、このデモがその第一歩となることを信じています。
もう一度、日本を偉大な国に。
Make Japan Great Again.
